道場内の稽古で 新しい子が入塾してくると、今までできなかった事を覚えて 上手くなる子がいます。
先輩として「いいところを見せたい」「負けられない」という気持ちが働くからです。
誰が入って来ても負けたくないという「感度が高い」子もいますが、「感度が低い」子もいます。
ただ、「感度低め」の子でも、全く知らない子ではなく、お友達や弟妹等、身近な人が入ってくると エンジンがかかったりします。
夏休みの「親子空手」の時に、ご家族の前では いつも以上に力を発揮する子も多いですね。
でも 最近は、「追い抜かれたくないから、友達には内緒でやっている」という子もいて残念です。
その守りの姿勢が、自分を成長させない因子になってしまっているのですが・・・。
別に、抜かれてもいいのです。
そこで諦めずに抜き返せば。
そうやって「競う中に成長がある」のですから。
過去に記憶に残るような活躍をした子たちには、すぐに思い出せるようなライバルが いつもいました。
みんな、そうやって強くなっていったのです。
さて、今年は 春の一番成長できる時期を 逸した状態が続いています。
ここから夏にかけ 仲間を増やし、皆さんの成長にもつなげたいと思います。
皆さんも、仲の良い 身近な お友だちを 誘ってあげてください。
その子が、未来の「良きライバル」になってくれるかもしれません。
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