中学校の武道必修化に伴い、柔道を選択する学校は多いと思います。
昨日、学年総会の参観で、中学校に足を運んだら、柔道衣の販売に関する説明がありました。
そこでも「空手衣で良いのか」と質問されたのですが、御存じない方も多いと思いますので、超越塾の保護者の皆様には御説明しておきます。
基本的に、空手衣と柔道衣は作りが違います。
空手は、ルールに幅があるものの、原則的に掴み・投げを攻撃の主体に考えていません。
一方、掴み、投げる事を前提に試合が成立する柔道とは、必然的に道衣の構造も違ってきます。
特に、生地の厚さ、縫製の仕方等が、大きく異なります。
それを知って頂いた上で、皆さんの気になる点は、経済面を考えて転用が可能か?という事ですよね。
これは、授業でどこまで習うかという問題になると思いますので、まず、体育の先生に聞いてみてください。
礼儀作法・受身・抑え込み・簡単な足技・投げ技の練習程度なら、超越塾の空手衣は比較的丈夫なので、新しい物なら使用できるかもしれません(但し、古くて綻んでいる場合はそこから破れる場合もあります)。
乱取り(空手で言うところの自由組手)も有るようだと、柔道衣を使うことをお勧めします。
いずれにしろ、練習する範囲(内容)が決まっているのか、指定の物でなくても良いのかを学校に確認してみてください。
で、うちはどうするかというと、学校側も初年度で、どこまでやるか決まっていないようなので、自前の柔術衣でも良いか聞き、先生に実物を見てもらって判断する事にしました。
BADBOY製の柔術衣なんで、背中に大きく目がついてますから、一応確認で。
柔道衣を買って、寝業の練習用にしても良かったんですが、実物見たら、どこの安物かと思う程、ペラペラの生地だったからという事もあります。
でも、mizuno製だったので、二度ビックリ!!
私が知る全日本の強化選手が使う様なゴッツイ物とは別に、使用頻度が低い学校の授業用だそうです(うちみたいに、後から道場の練習で使おうと思っていなければ十分だと思います)。
いずれにしろ、皆さん、安全のため、受身はしっかりと練習しましょう(勿論、今年の合宿でも練習します)!!
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