新空手2回目の挑戦となった佐藤万斗(たかと)選手は、身長差をものともせず、伸びのある上段回し蹴りで何度となくアタック。
惜しくも、技有りを奪うには至らず、後半、体力を削られ失速気味になったところで、残念な判定負け。
横田恋選手は、体格に加え、1学年上の男の子と、不利な条件ばかりが重なる中、勇猛果敢に攻め続け、前回は達成できなかった腰上8本の蹴りをクリアする等、格段の進歩を見せた。
心無い人は、勝敗だけを見て批判するかもしれないが、フルコンファイトだけではできない経験の中で、両者共に、確実に成長している。
まだ、殻を破って外の世界に出てはいないかもしれないが、くちばしでつつきながら、小さな穴を開け始めている。
2人の成長を楽しみに見守りたい。
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