あのんちゃんと、れんちゃんは、別々の小学校が合流する形で、春から同じ中学校に通っています。
部活も同じ、テニス部です。
今週の日曜日は、先輩達の練習試合に初めて同行。
応援と、球拾い等の お手伝いです。
炎天下の下、自分達の練習も無しで、一日中御奉公でしたが、新人時代の下積みも勉強ですから、一所懸命働いてきてください。
中学校に入ると、勉強や部活で忙しくなります。
確かに、20年位前は「中1の壁」というのが存在して、中学校に入る前になると「勉強と部活」を理由に空手をやめてしまうのが普通でした。
しかし、1人、2人と続ける子が出てきたら、実は、ほとんどの子は両立が可能だとわかり、10年位前からは続ける子の方が多数派になりました。
その結果、チャンスが拡大し、大会入賞者も昇段者も格段に増えました。
そうやって続けてきた先輩方の意見を聞くと、「壁」は1年間続くのではなく、正確には「中1・1学期の壁」で、ここを越えれば、夏休みで一息。
定期試験や部活の要領も飲み込めて、体力も付いてくるので、2学期からは上手く配分ができるようになるようです。
そもそも体力というのは、楽な練習では身に付かないもの。
きつくなったら休むのは、中高年の体力維持ペース。
若い時期は、全力で取り組んで、きつくなった所からが練習と思って、もうひと踏ん張りしなきゃ!!
それができれば、飛躍的に体力は向上しますよ。
部活は、空手のための基礎体力作り。
空手は、部活のためのクロス・トレーニング(※)という位置付けで考えてください。
二人も、この一番きつい時期を乗り越えて、歴代の先輩方のように一挙両得を狙っていきましょう!!
※ 「クロス・トレーニング」:違う競技で、違う筋肉を使って練習する事。体力やパフォーマンスの向上、同じ動作に偏らないことによるケガの減少に効果がある。
⇒ 「中学生・有段者の稽古」
コメントをお書きください