今回は、稽古では のびのび動けていたのに、やや動きが硬くなってしまったり、稽古で緊張ピークだったのに、試合では吹っ切れて戦えたり・・・人生いろいろ、空手もいろいろでした。
ただ、全選手が、きちっと礼をして、相手の体格・力量に関わらず、積極的に前に出て戦おうという意志が見られたので、今回は全員合格点だったと思います。
この後の『フルコンファイト』、『登竜門-3』での勝利に向け、全力で集中して稽古に臨んでください。
そんな 皆さんのがんばりの中で、強く印象に残ったシーンです。
試合前に開場した時、礼もしないでゾロゾロ会場入りしてくる選手も多かった中、ゆうやくんが誰に促されることもなく、入口で きちっと立ち止まって大きな声で礼をしてから入ってきました。
蓮田支部の選手たちには、こういったエチケット・リーダーとしての役割も果たせるようになって欲しいなと思っています。
それは、どこにいっても通用する「人間の価値」だからです。
多くの人は、いつか空手を卒業します。
その時に、強いだけで その力を使いこなせていない人は、ただの暴れん坊でしかないのです。
格闘技に限らず、引退後に社会に適合できなかった スポーツ選手の暴力沙汰は珍しいことではないです。
それだけに、生きていく自信となる「強さ」と共に、その力をコントロールする術も身に付けて巣立っていってもらいたいです。
皆さんも、ゆうや先輩を見習ってくださいね。
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