【空手】 『活かす組手・殺す組手』

空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮

「活殺自在」という言葉がありますが、自由組手には相手を「活かす組手」と「殺す組手」があると考えています。

 

相手を「殺す組手」とは、相手の良い部分を出させず、一方的に勝ちにいく組手です。
アマチュアの選手が武道の試合に臨む時や、護身術のため戦わなければならない時は、相手に何もさせず、無傷で勝つ事もひとつの方法だと思います。

 

しかし、道場内の稽古で、上級者が初心者相手に、このような組手を行ったとしたらどうでしょう?
私には、ただ力を誇示しているだけの「弱い者いじめ」のように思えてしまうのです。


では、相手を「活かす組手」とは、どういう組手かと言うと、相手の力量を判断して、相手が少しだけ頑張れるように力をコントロールして攻撃を出してあげる。
また、自分自身も余裕のあるところで大局的に動きを見て、力に任せず理想的なフォームで攻防を行う。
自分もレベル・アップして、相手もレベル・アップする。
やがて、相手は自分の稽古相手に相応しい力を付け、対等に稽古できるようになれば、自分も「活きる」という考えです。

 

確かに、何も教えなくて良いなら、指導者や上級者にとって こんな楽な事はないのです。
相手は何も技術が無い訳ですから、経験や体力・体格に勝る方が、ほぼ確実に勝てるので、おもしろいように技が決まって、気分も良いと思います。

でも、稽古は試合ではないので、それは違うと思うのです(個人的感想です)。

 

勿論、試合でも最初はがむしゃらに向かっていくだけの「殺す組手」になってしまうかもしれませんが、上級になったら、戦った者同士がお互い成長できるような、広い意味での「活かす組手」になっていかないといけないんじゃないかなと感じます。 

また、この考え方は部活などのスポーツでも応用が効きます。
例えば、テニスなら、上級者は初心者が取りやすいボールを出してあげることで、コントロールの技術を身に付けます。
初心者が返す球筋が不安定なら、相手が返す位置を予測したり、難しい位置の球を拾うフットワークの練習なんだと考えればいい訳です。


子供たちが すぐ理解するのは難しいですが、その時は大人の指導者が導いてあげてほしいですね。

そうしたら、上級者が初心者を足手まといにして「いじめ」が発生するような部は減るんじゃないでしょうか。

空手・キックボクシング・K-1

空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮 超越塾
空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮
空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮
空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮 見学 体験
空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮 問合せ
空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮 携帯サイト
空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮 QRコード

蓮田支部公式X(旧ツイッター)

蓮田支部管轄道場・教室 一覧

空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮
空手 埼玉県 蓮田 東大宮
空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮 岩槻
空手 試合 フルコンファイト 登竜門