世界を飛び回って活躍する人ほど、日本を知り、日本語を知っていてほしい。
「すがすがしい」気持ちで高校受験を突破した 恋ちゃんの受験生活を振り返り、空手と勉強の共通点を紐解く不定期連載。
今日は「読み書き算盤」続編。
私の考えでは、勉強の基本は「読み書き算盤」。
では、英語の位置付けは?
将来、海外で働くことを目指すなら別ですが、さしあたって目の前に迫った受験を緊急回避的に乗り越えるためには、やはり「読み書き」の力・・・つまり、国語力が重要ではないかと。
まずは、数学の計算方法に対応する基本は、英単語。
これだけは暗記しないといけませんね。
でも、単語だけ見ていても暗記できないので、短文で学習しましょう。
英訳は、単語の置き換え、主語・述語探し、語順の違いを理解した上で並べ替え、そして日本語として正しい表現に修正できれば完成します。
受身形でよく出てくる「このケーキは、私の母によって 作られました」⇒「私の母が、このケーキを 作りました」が、同じ意味だと判断できる国語力が重要。
数学の文章題に対応するのが、長文読解。
とはいっても、これも短文の組合せ。
一文ずつ丁寧に英訳するだけです。
単語から一文を作り上げるのも、各文を組み合わせて長文を理解するのも、一個一個の積み重ねであることに変わりありません。
これも、前述の空手の例と同様です。
空手 |
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受験(英語編) |
丁寧に置き換え 基本稽古・移動稽古 ⇒ 型・約束組手 型・約束組手 ⇒ 自由組手 |
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丁寧に置き換え 単語 ⇒ 英訳 英訳文 ⇒ 長文 |
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