毎年、蓮田市内の小学校から、6年生全員がパルシーに集い、行われるスポーツ大会。
つまり今年は、恋ちゃんが参加する事になるのですが、よりによって、出場種目は、3年前に初めて見て衝撃を受けた ”あの”長縄8の字跳び。
それを聞いた私は、高田延彦モードで「やれんのか!」と叫んでしまったのです。
そもそも、実力順で作った3チーム中、一番跳べないチームで、最初は、予選の通過ラインを大きく下回る回数しか跳べなかったとか。
しかも、ご本人自身も、引っかかりまくったらしく、皆の足を引っ張らないかだけが心配な状態。
でも、お友達が背中を叩いてタイミングを教えてくれたり、お互い声を掛け合って励まし合ったりして、まずは予選突破を目標に練習してきました。
そして迎えた当日、予選では3回挑戦できる内、いきなり一回目で、通過ラインをクリア。
さらに、決勝ラウンド3回目では、自チームのベスト記録をマーク。
優勝争いには遠く及ばなかったものの、ふたを開けてみれば、同じ学校内で一番良い記録を出したのは、一番跳べないはずのチームでした。
自分達も、一番跳べない子の寄せ集めである事は感じていたと思いますが、そのコンプレックスをバネに良くがんばったと思います。
勿論、入賞に絡んで欲しくはありましたけど、各学校でも、本番ではプレッシャーに負け、自己記録に及ばなかったチームが多かった中、空手同様「強心臓」で、最高のパフォーマンスを発揮してみせたのですから、一緒に喜びを分かち合いました。
そして、夜、全力を出し切った彼女は、「明日は、9時半まで、ゆっくり寝よう。」と言い出して、「明日、学校だよ!!」と、家族全員から一斉にツッコまれたのでした。
もう1週間分のパワーを使い切り、明日を土曜日と勘違いしたようです。
今年は、同時に行われる長縄の子が多く、競技中に写真を撮りに回れなかったのですが、綱引きで撮影したベストショットを。
気合剥き出しで、チームと綱を牽引した あのんちゃん。
勝った後には、雄叫びに近いガッツポーズも。
こんな性格だったっけ?とも思いましたが、彼女も空手の試合を経験して、自己変革の時を迎え始めているのでしょう・・・きっと。
コメントをお書きください